プロフェッショナルとは?

 

こんにちは、そんぽです。

 

本日は「プロフェッショナルとは?」に関する私の考えを共有したいと思います。

 

以前、私は徳島の南部でまちづくりの仕事を経験しました。その地域には、「まちづくりのプロフェッショナル」と自称する多くの人々が活動していました。

徳島は全国的に見ても衰退している都市の一つとされています。そのため、まちづくりのビジネスへの投資は、都市の活性化を促進するために非常に重要です。

 

私が実際に現場で感じたのは、資金の流れに大きく影響しているのは政治力であることでした。多くの場合、社会的ニーズよりも政治的な力関係が資金の動きを左右しており、その結果として地域住民からは批判の声もしばしば聞こえてきました。

 

 

最近、私は次第に、多くの事業やプロジェクトは実力よりも政治的な力で動いていると感じるようになりました。

 

特に建築業界における公共建築の「プロポーザルコンペ」はその典型例です。このコンペでは、提案内容だけでなく、経営者の経歴も評価の対象となっています。さらに、審査員の中には政治的な背景を持つ者が多く、その結果、政治的な力で設計者が選ばれるケースが散見されます。

 

更に問題視されるのは、選ばれた設計者が他の提案の良い部分を「盗用」することが黙認される現状です。これにより、真に優れた提案が尊重されにくくなり、コンペの本来の意義が損なわれています。

 

重要な仕事は政治的有力者の中で生まれるのではなく、人々の需要から自然と生まれるものです。

私たちは透明性があり、真の実力を評価される社会こそ理想であると考えているのではないでしょうか。そして、政治的な力や背後のつながりに過度に依存せず、純粋なスキルやアイディアを重要視して活動することが、真のプロフェッショナルの姿であると思います。

 

では、また会いしましょ〜