sompoのブログ|生活改善と仕事の備忘録

2030年までに、自分の名前で仕事が来る建築家になる。30代からの生活改善と仕事の備忘録。

羊文学 TOUR 2026 “すーーーはーーー” 金沢公演に行ってきた

 

最初に羊文学をいいなと思ったのは、たぶん「光るとき」だったと思う。そこからいろいろ曲を聴くようになった。

今回、ラジオを聴いていたら石川でホールツアーをやることを知った。申し込んだのはかなり直前で、席は一番後ろ。そこまで熱心にライブ情報を追っていたわけではなかったので、本当にふらっと行った感じだった。

会場に入ってまず意外だったのは、思っていたより年齢層が広かったこと。若い人ばかりかと思っていたけれど、中年くらいの人も結構いて、羊文学ってこういう感じなんだなと思った。

曲はもちろんよかった。

ただ、最新のアルバムを出しているので、その収録曲を中心にやるライブなのかなと勝手に思っていたら、全然そういう感じでもなかった。「Feel」もやらなかったし、昔の曲も含めて、「すーーーはーーー」という今回のツアーの世界観に合わせて曲を選んでいるように感じた。

その「すーーーはーーー」が何なのかというと、呼吸らしい。

ライブの途中で、呼吸について塩塚さんたちなりの話があった。かなり感覚的な話だったので、正直、僕も全部理解したわけではない。

でも、そのMCのあとに聴いた「深呼吸」が、この日いちばん印象に残った。

曲自体は前にも聴いたことがあった。でも、家で曲だけを聴いていたときは、そこまで心に残っていなかった。

それが、本人たちが「呼吸」について感じていることを話して、その流れの中で曲が始まると、全然違って聞こえた。

何かを振り返るときも、ガチガチに意味を決めて振り返るより、一回深呼吸して、少し力を抜いて振り返った方が、いい思い出として残ったりするのかもしれない。そんなことをぼんやり考えながら聴いていた。

羊文学はあまりMCをしないイメージがあったし、以前ラジオか何かで塩塚さんが「コミュ障なんで」みたいなことを話していた記憶もある。

でも実際のMCは結構面白かった。

別に喋りがものすごく達者ということではなくて、無理に会場に合わせたり、格好いいことを言おうとしたりせず、感じたことをそのままポンと話している感じがよかった。

こういう刺さり方をするコミュ障もあるんだな、と思った。

全部の曲について長々と説明してほしいわけではないけれど、今回の「深呼吸」みたいに、その曲の前に少し本人の言葉があるだけで、曲が急に立体的になることがある。もう少しMCを聞いてみたいなと思った。

そして、ライブのもう一つの思い出が蒸しパンだった。

MCで塩塚さんが石川の食べ物の話をしていて、その中で金沢の蒸しパン屋さんが好きだという話になった。

「明日の朝行くから、みんな来ないでね」

みたいなことを言っていた。

ところが、会場にいる金沢の人たちも、どこの店なのか分かっていない様子だった。

僕も知らなかったので、家に帰ってから調べた。それらしい店を見つけて、翌朝、塩塚さんに会えたりしないかなという淡い期待も持ちながら行ってみた。

もちろん会えなかった。

ただ、店の前にはすごい行列ができていた。

古い家を改修したような、少しレトロでいい雰囲気のお店で、せっかく来たので、

「あるもの、一個ずつ全部ください」

と言って蒸しパンを全部買った。

店員さんも「今日なんでこんなに人がいるんだろう」という感じで、通りかかった人まで何事かという顔をしていた。

たぶん、並んでいた人のかなりの割合が前日のライブにいた人だったと思う。

それがなんだか面白かった。

ライブ自体は前日の夜に終わっているのに、翌朝になると、昨日まで知らなかった蒸しパン屋の前に人が並んでいる。

ライブを見て、曲を聴いて終わりではなくて、そこで聞いた一言から知らない店に行ってみる。そうすると、ライブが少しだけ日常の中に続いていく。

たぶん僕は、またあの蒸しパン屋に行くと思う。

そのときは蒸しパンと一緒に、羊文学のライブのことも少し思い出すんだと思う。

AI社会のこれから

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最近、ChatGPTとマネーフォワードMEを連携した。これが思ったより面白かった。

 

今まで自分が何にいくら使ってきたのかをAIに見てもらって、自分のお金の使い方についていろいろ話した。何にお金を使って、何には使わないのか。いくら貯めたいのか。そのために毎月いくらくらいで生活するのか。

 

そういう話をしていくと、ほとんどファイナンシャルプランナーに相談しているのと同じような状態になった。

 

ただ、そこで一つ思った。

今までのお金の使い方を分析してもらうだけなら、これはまだ普通のChatGPTの使い方だと思う。僕が欲しいのは、その先だった。

自分は金融資産500万円をまず目標にしている。その目標に対して、この1か月のお金の使い方はどうだったのか。「今月は問題ない」「ここは使いすぎた」「これは削る必要はない」と、毎月勝手にチェックしてほしい。

 

そこでChatGPTに、毎月15日にマネーフォワードのデータを確認して、僕のお金の使い方を分析し、その結果をGmailに送るように設定してもらった。

 

つまり、月に一度、自分専用のファイナンシャルプランナーからメールが届くような状態になった。これは結構面白い。僕は毎日家計簿を確認する必要がない。普通に生活していればマネーフォワードに記録される。それをAIが読んで、自分が以前決めた目標やルールと照らし合わせて、月に一度だけ教えてくれる。

 

ここで、AIのこれからについて少し考えた。最近は「AIがもっと賢くなる」という話が多い。もちろんそれも大きいと思う。でも個人の生活においては、AIそのものの知能が上がることと同じくらい、自分が普段使っているアプリとAIがつながっていくことの方が大きいのではないかと思っている。

 

お金ならマネーフォワード。健康ならGarminやApple Health。予定ならカレンダー。連絡ならGmail。今までもこれらのアプリには大量の自分のデータが入っていた。でも、それぞれのアプリの中にデータが置かれているだけだった。そこにAIが入ると、記録されたデータを「理解する」ようになる。そして今回のように、一度相談して終わりではなく、毎月更新されるデータを見ながら、継続して助言してくれるようになる。ある意味、ファイナンシャルプランナーのサブスクみたいなものだと思う。これは今の僕のお金に関するAIとの付き合い方だけれど、たぶんここからもう一段進む。

 

例えば3万円以上の買い物をしたとするAmazonから「購入しました」というメールが届く。そのメールをAIが読んで、自分が以前決めた「3万円以上のものは一週間考える」というルールや、今月の支出、すでに持っているものなどと照らし合わせる。問題がなければ何も言わない。でも「これはさすがに一回考えた方がいい」という買い物だったら、「この購入、本当に大丈夫ですか?」とAIからメールが届く。

 

購入前にAIに止められるのは少し鬱陶しい。でも、購入した直後に一度だけ確認されるくらいなら、僕はかなり便利だと思う。

 

さらにその先には、許可した範囲でAIに行動してもらうこともあると思う。例えばオークションで、「この商品がこの状態で、この金額以下で出てきたら落札していい」とあらかじめ条件を決めておく。今までは自分で毎日検索して、商品を見て、値段を確認して、入札していた。それをAIがずっと見ていて、条件を満たしたときだけ買う。

 

投資でも考え方は同じで、「この条件になったらこうする」というルールを人間が先に決めておき、許可された範囲でシステムが実行する、という形はもっと一般的になると思う。もちろん金融取引には安全性や規制の問題があるので、何でもAIに自由に売買させるという話ではない。こう考えると、AIによって人間そのものが急に変わるわけではないのかもしれない。

健康についてAIから完璧なアドバイスをもらっても、走るのは自分だ。

「この買い物はいらない」と言われても、買わないと決めるのは自分だ。

勉強の計画を完璧に作ってもらっても、机に座るのは自分だ。

人間の身体はこれまでとそんなに変わらない。

 

でも、その身体の周りにあったものは大きく変わる。記録すること。調べること。比較すること。予定を立てること。振り返ること。自分の状態に気づくこと。そういうことをAIがかなり引き受けるようになる。

僕はこれが、個人にとってのAIのかなり大きな変化なんじゃないかと思っている。

これまでは、自分で家計簿を見て、自分で反省して、自分で来月のことを考えていた。これからは普通に生活しているだけでデータが残り、AIがそれを見て、必要なときだけ教えてくれる。

人間が毎日管理するのではなく、AIに管理を手伝ってもらい、人間は最後の判断と行動をする。

AI社会というと、ロボットが街を歩いているような未来を想像してしまう。

でも実際には、もっと地味なところから始まるのかもしれない。

毎月15日に、自分より自分のお金のことを覚えているAIから、一通のメールが届く。

案外こういうところから、生活は変わっていくんだと思う。

映画『ルックバック』を見た

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今日、映画『ルックバック』を見た。最近、建築を見たり、映画を見たり、作品に触れたときは、なるべくすぐ感想を残すようにしている。時間が経つと、だいたい「良かった」しか残らない。今なら15分くらいで書けるので、頭が新鮮なうちに書く。

『ルックバック』は前にも見ていて、そのときもかなり感動した。やっぱり一番好きなのは、藤野と京本が出会うところ。藤野は、自分は絵がうまいと思っている。そこに突然、自分より圧倒的に絵がうまい京本が現れる。悔しくて、何年も描く。それでも勝てない。一度、描くことをやめる。でも卒業の日、初めて京本に会うと、その京本が藤野のことを「天才」だと言う。ここがものすごくいい。藤野はずっと京本を見ていた。でも京本も、ずっと藤野を見ていた。藤野は京本の背景のうまさを見て、自分は負けていると思っていた。でも京本は、藤野の漫画そのものを見ていた。話のつくり方とか、人物とか、発想とか。人間は、自分の才能を自分では案外分からない。

自分も大学4年くらいのとき、かなり尊敬していた建築家に「君は考え方が面白い」と言われたことがある。絵がうまいとか、図面がうまいとかではなく、考え方が面白い。あれはかなり残っている。その後、設計事務所で働いて、自分は建築に向いてないんじゃないかと思ったこともある。徳島に行って、自由にいろいろやってみて、「やっぱり自分はアイデアを考えるのは好きなんだな」と思えたこともある。人生で数年に一回くらい、「もしかしたら自分にも何かあるかもしれない」と思わせてくれる人が現れる。たぶん、そういう言葉で今まで何となく続けてきた。

『ルックバック』は、人と一緒に何かをつくる話としてもすごくいい。京本は藤野によって外に出る。藤野は京本によって、もう一度漫画を描く。どちらかがどちらかを救うというより、お互いが、お互いによって少し先に進む。こういう人間関係はいい。全員と仲良くする必要はない。一緒にいると疲れる人もいる。でも時々、「あいつもやってるから、自分もやろう」と思える人がいる。

ニーチェに「星の友情」という言葉がある。ずっと隣にいなくてもいい。遠くで「あいつ、まだ光ってるな」と思える。それだけで、自分も頑張れる。『ルックバック』の最後、藤野は一人で机に向かう。結局、描くのは一人。仕事も、勉強も、人生も最後は一人でやる。でも、一人でやることと、一人で生きることは違う。いなくなった人でも、昔言われた言葉でも、自分を動かし続けることがある。『ルックバック』は、そういう話として好きだった。

建築の省エネ・環境性能を理解するための8つの基本

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以前ブログで、ライフハック系の投稿はやめて、建築の仕事や勉強に全振りしていく、という話を書いたので、今日は建築の省エネについて投稿しようと思います。

 

AIによって、人間は頭を働かせる必要がなくなることが危惧される昨今ですが、私自身も仕事をやりっぱなしにしてしまい、仕事そのものへの理解が中途半端になっていることがあります。

 

単語の定義について問われるとうまく答えられない。資料の作成自体はきれいにできていて、そのとき一時的に調べたことがうまくまとまっていたとしても、それだけでは人の信頼は得られません。

 

そういう意味で、建築の実務者として、人からある程度そのことについて聞かれても答えることができ、なおかつ実務で活かせるように、普段の仕事で扱っていることをまとめていこうと思います。

 

本日は、省エネについてです。

省エネは、建築のデザイナーにとっては目的というよりも、建物を建てるための手段といった感覚が強く、これまではあまり覚えたり、深く理解したりせずに業務をこなしてきました。

 

ただ最近は、地球環境への問題意識の高まりからか、省エネが「倫理」から「義務」へと変わりつつあり、業務のさまざまな場面で対応が必要になってきました。

 

建築の省エネ用語は、役割で分けると理解しやすくなります。

 

基準は「満たす水準」、指標は「性能を示す数値」、性能区分は「到達した水準の名称」、評価制度は「性能を確認して示す仕組み」です。

設計で確認する順番に、8つの基本を整理します。

 

 

① 省エネ適判・省エネ基準・誘導基準|必要な性能と審査を知る

省エネ適判は、設計が法令上の省エネ基準に適合するかを審査する手続きです。正式には「建築物エネルギー消費性能適合性判定」といいます。**省エネ基準は「満たすべき性能水準」、省エネ適判は「その適合を確認する審査」、誘導基準は「認定制度などで用いる、より高い性能水準」**という関係です。

後述するBEIは、性能を示す計算値です。適用される基準は用途・規模・時期などで異なり、BEI≦1.00ならすべての建物が適合するわけではありません。また、適判に通っても発注者の要求をすべて満たしたとは限らず、法令と発注条件をそれぞれ確認します。なお、適合義務があっても、評価方法などによって適判を省略できる場合があります。

 

 

② U値|壁や窓の断熱性能を見る

U値は「熱貫流率」です。部材の両側に1Kの温度差があるとき、単位面積当たりに伝わる熱流を表し、単位はW/(㎡・K)です。小さいほど熱が伝わりにくく、断熱性能が高いと読みます。壁・屋根の断熱構成や窓の仕様を選ぶ際に使います。窓では「ガラス単体」と「枠を含む窓全体」の数値を混同せず、同じ条件で比較することが大切です。

 

 

③ UA値・ηAC値|住宅全体の外皮性能を見る

外皮とは、外壁・屋根・床・窓など、室内と外気等を隔てる部分です。UA値は「外皮平均熱貫流率」で、住宅全体の熱の逃げやすさを外皮面積当たりで示します。単位はW/(㎡・K)で、小さいほど断熱性能が高いことを表します。ηAC値は「冷房期の平均日射熱取得率」で、冷房期の日射熱の入りやすさを、方位なども考慮して住宅全体で評価します。小さいほど、冷房期の日射熱を抑えられます。

**U値は「部位」、UA値・ηAC値は「住宅全体の外皮」**を見る指標です。住宅の外皮基準は地域によって異なります。また、夏の日射を抑えることと冬の日射を取り入れることは、季節ごとに考えます。

 

 

④ PAL*・BPI・BPIm|非住宅の外皮の熱負荷を見る

PAL*(パルスター)は、建物外周部の室内空間である「屋内周囲空間」の年間熱負荷を、その床面積で割った指標です。単位はMJ/(㎡・年)です。BPIは、設計PAL*を基準PAL*で割った比率です。例えば、設計PAL*が240、基準PAL*が300なら、BPI=240÷300=0.80となり、基準よりPAL*が20%小さいことを示します。

断熱、窓の面積・性能・方位、庇などが影響します。空調機の消費電力量ではなく、冷暖房に必要な熱負荷を評価する指標です。BPImは、モデル建物法で求める外皮性能の比率です。「m」は計算方法の違いを示し、標準入力法のBPIと必ず同じ値になるわけではありません。

 

 

⑤ BEI・BEIm|建築と設備を合わせた省エネ性能を見る

一次エネルギー消費量とは、電気・ガスなどの使用量を、発電などに必要なエネルギーも考慮して共通の単位に換算したものです。BEIは、評価対象の設計一次エネルギー消費量を、基準一次エネルギー消費量で割った比率です。1.00なら基準と同じ、0.90なら10%少ない、0.80なら20%少ない、0.50なら50%少ないと読みます。

非住宅では、空調・換気・照明・給湯・昇降機を対象とし、OA機器などの「その他」の消費量は除いて評価します。断熱・日射遮蔽で負荷を減らすことも、設備を高効率にすることも、BEIの改善につながります。BEImは、モデル建物法で求める指標です。いずれも所定の条件による計算値なので、実際の光熱費が同じ割合で減るとは限りません。

 

 

⑥ ZEB|省エネ・創エネの到達水準を知る

ZEB(ゼブ)は、省エネと太陽光発電などの創エネによって、年間の一次エネルギー消費量の収支ゼロを目指す考え方です。基準一次エネルギー消費量に対する削減率によって、次の区分があります。

ZEB Ready:創エネを除いて50%以上削減。
Nearly ZEB:創エネを除いて50%以上削減し、創エネを含めて75%以上100%未満削減。
『ZEB』:創エネを除いて50%以上削減し、創エネを含めて100%以上削減。

ZEB Readyは、創エネを除いてBEI≦0.50となる水準です。太陽光発電は必須ではなく、発電量だけで達成することもできません。別区分のZEB Orientedは、延べ面積1万㎡以上を対象に、用途別の30%または40%以上の省エネと、未評価技術の導入を求めます。なお、『ZEB』は年間の計算上の収支を示すもので、常に自家発電だけで運用できるという意味ではありません。

 

 

⑦ BELS|省エネ性能を第三者の評価で示す

BELS(ベルス)は、第三者の評価機関が建物の省エネ性能を評価し、評価書などで示す制度です。ZEBの区分も評価・表示できます。**BEIは「数値」、ZEBは「性能区分」、BELSは「第三者評価」**という関係です。計算上ZEB Readyを満たすことと、BELSを取得することは別です。仕様書では、性能達成だけか、評価取得まで必要かを確認します。

 

 

⑧ CASBEE|環境性能を総合的に見る

CASBEE(キャスビー)は、省エネに加え、室内環境、資源・材料、敷地外への環境負荷などを評価する仕組みです。BELSは省エネ性能、CASBEEはより広い環境性能を評価します。 自主評価・第三者認証・自治体への届出などに使われますが、これらは別の手続きです。案件ごとに何が求められているかを確認します。

実務では「何の性能か」と「誰の要求か」を確認する

壁や窓の断熱性能はU値、住宅の外皮性能はUA値・ηAC値、非住宅の外皮性能はPAL*・BPI・BPIm、建築と設備を合わせた省エネ性能はBEI・BEImで確認します。その到達水準を示すのがZEB、省エネ性能の第三者評価がBELS、環境性能の総合評価がCASBEEです。

性能の意味に加え、要求の根拠も確認します。法令、発注条件、自治体の指針、補助金の要件、自主目標は、それぞれ位置付けが異なります。基本設計では、適用基準・目標性能・計算方法・評価取得の要否を先に整理し、窓・庇・断熱・設備の仕様へ反映します。

格安SIMにしたのに、まだ携帯代が高い人へ

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よく「大手キャリアをそのまま使っているのはもったいない。格安SIMに変えた方がいい」という話を聞く。僕もY!mobileを使っていたので、自分ではそれなりに安くしているつもりだった。でも今月の携帯料金を見たら、7,000円くらいになっていた。さすがに高い。何に使っているのか調べてみることにした。

 

 

【追加ギガがめちゃくちゃ高かった】

原因の一つが旅行だった。旅行に行くとギガが足りなくなって、Y!mobileで0.5GBずつ何回も追加していた。

これが0.5GBで550円。4回買えば2GBで2,200円、5回なら2.5GBで2,750円になる。

ところがpovoを調べてみると、1GB・7日間が390円、3GB・30日間が990円、5GB・30日間が1,380円だった。

Y!mobileでは550円払って0.5GB。povoなら390円で1GB。旅行で何度も追加していた自分の使い方だと、かなり割高だった。

そこでpovoをeSIMで入れて、普段は使わず、旅行やギガ不足のときだけ使うことにした。

 

【そもそもY!mobileでいいのか】

ここまで調べると、今度は「そもそもY!mobile自体どうなんだ」と思い始めた。

僕が使っていたY!mobileのシンプル2 Sは、4GBで月2,695円。一方、LINEMOのベストプランは3GBまで990円、3GBを超えても10GBまで2,090円だった。

つまり、

Y!mobile 4GB 2,695円
LINEMO 3GB 990円/10GB 2,090円

10GB使ってもLINEMOの方が安い。

もちろんY!mobileには店舗で相談できることや、家族・自宅のネット回線と組み合わせた割引などのメリットがある。一方のLINEMOはオンライン専用。店頭サポートなどをシンプルにした代わりに、複雑な割引条件なしでも安い料金になっている。

僕は店舗で相談することもほとんどないので、Y!mobileを使い続ける理由があまりなかった。

ということで、メインをLINEMO、サブをpovoに変更することにした。

普段はLINEMO。3GBまでなら990円、たくさん使っても10GBまで2,090円。それでも足りない旅行のときだけpovoを買う。

格安SIMや格安料金ブランドに変えたら、それで終わりだと思っていた。でも、そこからさらに見直せる。

毎月勝手に引き落とされる固定費ほど、一度ちゃんと調べた方がいい。

本当にやらなければならないことは、やらないことだ

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この1年、生活を良くするために、いろいろなことを試してきた。

睡眠、運動、食事、身なり、お金、AI、仕事術。生活は以前よりかなり整ったと思う。

一方で、一級建築士の試験には、おそらく落ちた。

理由はいろいろある。ただ、ライフハックを増やしすぎて、肝心の資格勉強に十分な時間を使えなかったことも大きい。

これから本当にやらなければならないことは、何かを増やすことではない。

やらないことだ。

新しいライフハックを探さない。
新しい勉強法を次々に試さない。
必要以上に買い物を調べない。
生活の細部を何度も改善しない。
夜にスマホを見続けない。
一日崩れただけで計画を作り直さない。

最低限やることも絞る。

21時30分までに布団に入る。
朝起きたら、一級建築士の勉強をする。
仕事では、任されたことを一つずつ確実に終わらせる。

重要なのは、毎日5時に完璧に起きることではない。

5時に起きられなかったとき、反省して新しい方法を探すことでもない。

その日の夜に21時30分までに布団へ入り、次の日にもう一度5時に起きることだ。

できなかった日は、失敗ではない。
次の日に戻れなくなったとき、初めて失敗になる。

生活はもう、十分に整えた。

これからは新しいことを始めるのではなく、余計なことをやめて、本当に必要なことを毎日繰り返したい。

生活防衛費の大切さに気づいた

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最近、ボーナスをもらいました。さらに、給料にもようやく残業代がつくようになり、財布には少し余裕ができました。そこで、年末の旅行の航空券でも買おうかなと思ったのですが、ふと「ちょっと待てよ」となりました。今の自分には、本当に自由に使えるお金があるのだろうか。あらためて考えてみると、生活防衛費が十分に貯まっていないことに気づいたからです。


■投資はしているのに、現金がない
これまでの自分は、貯金よりも投資にお金を回すことを優先してきました。その結果、資産は一応あるものの、銀行口座の現金はいつもギリギリ。給料日前になると残高が少なくなり、給料が入って、また次の給料日まで使う。その繰り返しでした。大きな出費があると、投資しているお金を取り崩すこともありました。少し高めのマットレスを買ったときも、投資資金の一部を取り崩しました。別に損切りをしたわけではありませんし、投資は必要なときに取り崩してもいいと思っています。ただ、本来は相場や自分の状況を見ながら、「今、取り崩す」と自分で決めたい。現金が足りないという理由で、取り崩すタイミングを決められてしまうのは、あまりいい状態ではありません。


■生活防衛費は投資を守るお金
そこで必要になるのが、生活防衛費です。生活防衛費は、病気や失業、車の修理、家電の故障など、予想していなかった出来事に備えて現金で置いておくお金です。
これは単なる「使わない貯金」ではありません。生活防衛費があることで、急な出費があっても投資資金を取り崩さずに済みます。相場が下がっているときに慌てて売る必要もなくなり、長期投資を続けやすくなります。つまり生活防衛費は、投資とは別のものではなく、投資を安定して続けるための土台でもあるわけです。


■自分の場合は90万円を目安にする
生活防衛費は、一般的に生活費の3カ月から6カ月分が一つの目安とされています。自分は自営業者ではなく会社員で、現在は実家暮らしです。そのため、最低限で考えれば3カ月分でも対応できるかもしれません。毎月の生活費を約15万円とすると、3カ月分で45万円、6カ月分で90万円です。ただ、自分の場合は投資資金を何度か取り崩した経験もあります。多少余裕を持って生活し、投資も落ち着いて続けることを考えると、6カ月分の90万円、分かりやすく考えるなら100万円ほどを現金で持っておくのがよさそうです。


■余裕があるから、お金を貯められる
生活防衛費があると、単に安心できるだけではありません。「今月は残高があるから使ってもいい」と考えるのではなく、「生活防衛費を除いた余剰資金はいくらか」で判断できるようになります。急な出費が起きるたびに家計や投資計画が崩れることもなくなります。
お金に余裕がないと、その場しのぎの判断が増えます。反対に、余裕があれば、旅行に行くのか、投資に回すのか、現金で残すのかを落ち着いて選べます。この「自分で選べる状態」をつくることが、結果的に無駄な出費を減らし、お金を貯めることにもつながるのだと思います。


■今は生活防衛費をつくる時期
ボーナスが入ると、何かに使いたくなります。
しかし今回、そのお金はまだ自由に使えるお金ではないと気づきました。しばらくは積極的に投資額を増やすことを控え、毎月の余剰資金やボーナスから、生活防衛費をコツコツ貯めていこうと思います。まずは90万円から100万円ほどを現金で確保する。その土台ができてから、投資や旅行にお金を回す。生活防衛費は、お金を眠らせておくためのものではありません。
将来の投資や、自分の選択肢を守るためのお金です。今はお金を使う時期ではなく、安心してお金を使える状態をつくる時期なのだと思います。