読書の勘違い


こんにちは、そんぽです。

 

本日は、本を読むことについてお話ししたいと思います。

 

私は1週間に1冊程度の本を読んでいます。しかし、「人生とは行動がすべてであり、本を読んでも頭でっかちになるだけだ」といった反対意見もあります。

 

私はそうは思っていないです。本を読むことは、仕事や生活において新しい発見を得るため、問題を解決するために、非常に重要なことだと考えています。よく誤解されるのは、本の内容を暗記しなければならないという点です。確かに、以前は私も本の内容をノートに書き取ったりしていました。

 

しかし、内容を暗記することは必ずしも重要ではありません。読書が私の人生に役立つのは、困った局面で以前に読んだ本の内容を思い出すことが多いからです。記憶は、自分の意識と関連して呼び起こされるもので、必ずしも完璧に記憶する必要はなく、内容を理解する程度で十分です。

 

例えば、私は以前、コロナ禍の際にマスクを販売した経験があります。当時、マスクはすでに広く普及していましたが、「安売りするな「価値」を売れ」という本の内容を思い出し、戦略を考えました。

 

その本の一部には、クリスマスに宝石店を訪れたカップルの話がありました。彼氏が、同じ宝石をネットで安く購入できると言ったのに対し、彼女は店での買い物体験を望んでいました。この話から、安売りだけでなく、固有の体験を消費者に提供することが物を売る際に重要だと学びました。そこで私は、海亀模様のマスクを「長寿の象徴、海亀のマスクを大切な人にプレゼントしませんか?」というメッセージと出して販売。結果、大変好評でした。

 

人の記憶は意外と長く残るものです。皆さんも、短期的な効果に注目して読書を敬遠するのではなく、読書の長期的な価値を認識し、多くの本を読むことをおすすめします。

 

では、またお会いしましょ〜