AI時代だからこそ身につけたい「文章の書き方」

皆様、はじめまして。

そんぽです。

 

今日のテーマは「文章の書き方」です。

昔から私は文書を書くことがとても苦手です。理由はシンプル、文書を書くための基本が分かっていなかったからです。

しかし、数多くのノウハウ本を読んで学び続けた結果、今では文章を書くスピードや精度はかなり上達しました。

 

現在は生成AIが大流行です。文章作成をChatGPTに任せることも可能です。私も3ヶ月前からChatGPT-4.0を使っていて、その機能性にすっかり魅了されています。

 

生成AI全盛の時代であるからこそ、AIのアウトプットを無条件で受け入れるだけの人材になってしまう危険性があります。

 

AIは我々のアシスタントであり、すべての文章作成を委ねるためのものではありません。だからこそ、文章を書くための基本事項をしっかりと押さえておくことは重要なわけです。

 

では、早速伝わる文章を書くためのチェック項目をご紹介します。

 

 

 

【伝わる文章を書くためのチェック項目】

 

1.短く言い切る勇気を持つ

不要に長く書くよりも、思い切って句点を打ち、一つひとつのポイントを明確に伝えましょう。

 

2.宙に浮いた言葉は書かない

述語が脱落した文章や適切な述語で受けていない文章は避けましょう。

 

3.話し言葉の影響を避ける

〜での販売になります→〜で販売しています」、「なので結果→だから〜である」などの書き言葉と話し言葉。「着れる→着られる」などの「ら抜き言葉」に注意しましょう。

 

4.骨子を組み立て、段落に分ける

一つの段落は、長くても250文字以内にするのがベストです。

 

5.修飾語は直前に置く

修飾語は、それが修飾する対象の直前に置き、文の理解を助けましょう。

 

6.読点は、意味の切れ目に打つ

適切な読点の位置が、読者の理解を助けます。

 

7.明確な「つなぎ語」を使う

「〜が発生し」「〜が得られず」のような曖昧な表現で原因を示すのは避けましょう。「〜なので」、「したがって」、「よって」、「ゆえに」などの明確なつなぎ語を使用しましょう。

 

8.何でも「ことで」でつながない

「ことで」の使い過ぎには注意し、「〜が開催されることで→〜が開催されると」のように表現を工夫しましょう。

 

9.削れる言葉は徹底的に削る

冗長な表現は避け、「そのようにして考えると→そう考えると」のようにシンプルに表現しましょう。

 

10.意味のない言葉は書かない

「基本的に」、「に対して」などの無意味な言葉は避け、文章を明確にしましょう。

 

11.余分なつなぎ語を削る

「よって」「そのため」「そこで」などのつなぎの言葉が不要な場合は、これらを削除します。

 

12.「が」「は」を使い分ける

「が」は新情報に、「は」は既知の情報に使用しましょう。

 

13.伝わる文章には「型」がある

「逆三角形型」、「PREP型」、「三段型」など、文章の型を活用しましょう。

 

 

 

以上が、伝わる文章を書くためのチェック項目です。

 

勘の良い人は気づいたかな。。。

 

そうです。このチェック項目をChat GPTのプロンプトにしちゃえば、一瞬で文書を的確に校正することができちゃうんです。

 

僕がよく使ってる文章校正のプロンプトはこんな感じ↓

 

【プロンプト】

# 指示 
以下の「ルール」と「手順」に従って、入力された文章を校正してください。 私の入力が完了するまで、上記の処理を進めないでください。 この内容を理解したら「はい」と回答してください。 

# ルール 
・文章をシンプルにするために、削れる言葉は徹底的に削ってください。
・適当な場所で句点を打って、文章は短くまとめ、主張をはっきりさせてください。 
・宙に浮いた表現や必要な述語が脱落している文章は避けて、無理のない文章構造にしてください。
・1つの段落は、長くても250文字以内にしてください。
・文章の骨子を組み立てて、内容を適切に分けてください。
・明確で定量的な表現を使用し、二義的な意味をもつ表現は避けてください。 
・書き言葉を使用し、話し言葉の影響を避けてください。 
・修飾語は直前に置いてください。 
・読点は、意味の切れ目に打ってください。 
・明確な「つなぎ語」を使用してください。 
・余分なつなぎ語を削除してください。
・「が」「は」の使い分けてください。「が」は新しい情報に、「は」は既知の情報に使ってください。
・伝わる文章には「型」があることを理解してください。逆三角形型、PREP型、三段型などの構造を活用してください。

# 手順 
step1. 校正が必要な文章を選出し、項目番号、構成前、校正後、校正した理由を表形式で出力する 
step2. 私から校正を許可する部分を表の項目番号で指定を受け付ける 
step3. 校正の許可を得た部分のみを校正し、校正後の全体の文章を出力する

 

【プロンプトの使い方】

下記の手順でご利用ください。 1.プロンプトを実行 2.校正したい文章を入力 3.校正箇所を確認し、どの校正を適用するのか項目番号で指定 (例 : 1,3,5の校正を適用してください) 。プロンプトに変数はありませんのでプロンプトの変更は必要ありません。 プロンプト実行後はChat GPTが入力を待ってくれますので、そのあとに校正したい文章を入力してください。

 

 

今日は勉強した内容を瞬時にアウトプットとして活用できる時代。皆様もこの変革の波に遅れることなく、一緒に学び、成長していきましょう。

 

 

では、また会いましょう〜