AIブームと職の未来
こんにちは、そんぽ です。
近年、Chat GPTのリリースとともに第4次AIブームが到来したと言われています。この大きな変革は、私たちの生活や仕事にどのような影響をもたらすのか、多くの人々が注目しています。
過去を振り返ると、18世紀初頭の産業革命も社会に大きな変化をもたらしました。当時、機械化による低賃金や児童労働の問題に市民たちが反発し、機械の打ち壊しを行ったという歴史があります。
これは、技術の進歩によって生じる新しい課題への抗議運動の一例と言えるでしょう。
現代でも、技術の進化が新たな課題を生み出しています。
例えば、今年の5月にはハリウッドの映画俳優組合が63年ぶりのストライキを起こしました。AI技術の導入により、俳優のレプリカを作成する技術的な提案や、脚本のAI学習に対する反対運動が起こっています。これらは、新しい技術が私たちの職や生活にどのような影響を与えるのか、具体的な現象として表れていると言えます。
一方で、技術の進化には常に新しいチャンスが伴います。
産業革命の時代には、新しい工業製品が生み出される一方で、デザインの重要性が高まり、プロダクトデザイナーという新しい職種が生まれました。
同様に、現代のAI技術も、新たな仕事や役割を生む可能性があります。
例えば、Chat GPTの文書には人間味は少ないですよね。だからこそ話や文章をデザインする仕事が生まれるのではないかと私は思っています。
「モラベックのパラドックス」という概念を知っていますか。
人間にとって簡単なコンビニのバイトは、AIには難しい。でも、数学やプログラミングはAIには簡単という一種の逆説のことです。
例えばナンパ講師はAIが発展しても非常に高い付加価値を持つのではないでしょうか。
つまり、街を歩いてる人に声をかけ、お話をして気に入られる。そして食事に行くという一連の流れはAIにとって非常に難易度が高いということです。もちろん人間にとっても難易度は高いですが(笑)
未来は不確実ですが、過去の歴史や現在の動向を理解することで、より良い方向へと導いていくことができるでしょう。
それでは、また会いましょう〜